【葬送のフリーレン】各話のネタバレとあらすじ
【葬送のフリーレン】第91話『表舞台』ネタバレとあらすじ
(マハト)「それで表舞台の仕事とは?」
当時、勇者ヒンメルによって魔王が討たれた。
それによって都市が連日、祭りのように賑わっている。これを機に平和に証と称してマハトにグリュック家お抱えの魔法使いの地位を正式に与えるつもりだというグリュック。
これで表舞台でも動きやすくなる。
と言うグリュックに紅茶を出すマハト。
マハトがこの紅茶をグリュックに出した理由は使用人の見様見真似。
使用人たちからグリュックの奥方が生前愛飲していたものと聞いたマハトは「見様見真似」でグリュックに出したという。
(グリュック)「君は人間関係の立ち回りが異様にうまい」
「魔族には人を信頼させ、欺く能力がある。無意識にせよ意識的にせよそれを利用しない手はない」
「マハト、私たちは今悪い話をしている。わかるか?」
(マハト)「悪の概念は私にはわかりません。ただ、グリュック様が楽しそうだということだけはわかります」
もうこれは”友達”
マハトは正義も悪もわからない化け物だからこの私が教えてやる。
自分の言う通りに動けばいい。そうすれば何れわかるようになる。
君の力を利用したのはこの私だ。地獄の底まで付き合うさ。
マハトの悪意や罪悪感について理解をするための約束をするグリュック。
(セリフ無き1ページで正式に表舞台で仕事をこなすようになるマハト)
貴族の集まる会議にて
貴族が集まる会議が開かれ、マハトのおかげで救われたものも多いと感謝をされる。
マハトの「人間との共存」に貴族側も賛成している。
「魔族がみな、君のように友好的だったらよかったのだが。」
「マハト、我々は君を信頼したいのだ。 ヴァイゼの民を守るために戦えるかね?」
会議から抜けたマハトとグリュック。
(グリュック)「面倒な事態になった」
(マハト)「”敵”はすでに魔力探知の範囲内に入っています」
魔王軍の残存勢力がヴァイゼへと向かっている事で、ヴァイゼを守れるか、同族を殺せるのか。マハトの忠誠心を試す会議だった。
(グリュック)「マハト。ヴァイゼの敵を討て」
(マハト)「仰せのままに」
悪友すぎてかっこいいんよ。二人とも
ヴァイゼに向かっていた「電閃のシュレーク」はマハトによって討たれる。
ヴァイゼの”敵”を討ち取ったマハトを町全体で祝福するヴァイゼ
ここの描写、何故か泣けるのよ。
セリフないのがまた良いのよ。
(グリュック)「魔法指南役を買ってでたそうだな。人類の魔法も使えるのか?」
ヴァイゼに来る前にソリテールから人類の魔法を教わった。
ゾルトラークはマハトの”旧友”クヴァールが生み出した偉大なる魔族の魔法だから人類が使うよりも遥かに上手く扱えると説明するマハト。
(グリュック)「では一つ提案がある」
マハトとグリュックが向かった先は教会だった。
協会では当時はまだ幼い子供だったデンケンがいた。
デンケンは両親を亡くし、毎日教会で祈っていた。
(グリュック)「デンケンに魔法を教えてやってくれ」
デンケンに挨拶をするマハトだが、
(デンケン)「俺はお前を信用していない。俺の両親は魔族に殺されたからな」
「お前は強いのか?」
「お前を殺せる程俺は強くなれるか?」
(マハト)「それはデンケン様次第かと」
歪な師弟関係の誕生
【葬送のフリーレン】第91話『表舞台』まとめ
のちに倒すべき敵となる師弟関係にドキドキする。
なんでこの作品はどこを読んでも美しいんだろうか。
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